"笑いばなし"
すべてが上手くいきそうだ なんて
思える日は稀であって
大概気だるく目覚めては
ベッドから起き上がれない
諦めることも大切
随分つまらなく歳をとったな
安定という魔法にかかった僕を
きみは笑うかな？
なんとなくありがちな
道の中でまだ迷ってる
あの頃は若かったねって
酒のつまみになればそれでいいの
愛しい時間は一瞬で
泡のように消えていって
残った余韻と静寂が
離れないように抱きしめた
人生なんてこんなもん
随分簡単に飲み込まれたな
荒波にくりだすための
心の船はまだ帆を張れず
怖がって後ずさり
いい大人がなにくすぶってんだよ
飛び込んでいつの日か
笑いばなしになればおいしいじゃんか
小さな 小さな画面の中
大きな 大きな夢をみてた
無邪気に笑うきみがそっと
弱気な背中を押すんだ
なんとなくありがちな
道の中でまだ
怖がって後ずさり
いい大人がなにくすぶってんだよ
あの頃は若かったねっていつの日か
笑いばなしになるように
そうやって笑えるように
作詞 作曲:ハル