若手建築家と語る、『坂口恭平の心学校』
Video will not be published (Available Period: until 10/17/2023 (Tue) 23:59 JST)
【出演】
南島興
【ゲスト】
若林拓哉
みなさん、こんにちは。みなみしまです。
9月25日に『坂口恭平の心学校』が発売となります。
今回はその刊行を記念して、建築家の若林拓哉さんと対談をします。
もともと心学校は、坂口さんの仕事をいまの建築家はどう見ているのだろう、というひとつのツイートから始まりました。そこからぼくと坂口さんとの対話が始まるのですが、ちょうど心学校の収録を終えた頃に、知人の紹介で若林さんに出会いました。若林さんは大学院修了後にそのまま独立して、2016年にウミネコアーキ(2022年法人化)を設立された、若手の建築家です。坂口さんの建築観や心学校の取り組みを話しているうちに、若林さんが感じている建築のあり方とも共鳴する部分があることが分かりました。それからぼくの最初のツイート通りに、若林さんと芸術で生きることについて語り合う、「対話篇なう」という連続の対話スペースを始めました。5月から月一回のペースでやってきて、今回で最終回になります。発売されたばかりの『坂口恭平の心学校』を読みながら、私たちが思い描く建築や美術の姿について対話をしてみたいと思います。
*『坂口恭平の心学校』の購入はこちらから。
*「対話篇なう」のアーカイブは以下より。
第一回:その建築は人間的か
第二回:共同のなかに固有を見る(ゲスト:長谷川祐輔/一般社団法人哲学のテーブル代表)
第三回:ほかでもなく私が建築する
第四回:9月17日収録予定
*若林さんの活動については、以下の動画が分かりやすいです。 www.
出演者プロフィール
・若林拓哉
株式会社ウミネコアーキ代表取締役。千葉工業大学非常勤講師。 1991年神奈川県横浜市生まれ。2016年芝浦工業大学大学院理工学研究科修了、修士(工学)。建築設計だけでなく企画・不動産・運営の視点からトータルデザインし、建築の社会的価値を再考する。主なPJに、旧郵便局を改修した地域の文化複合拠点「ARUNŌ -Yokohama Shinohara-」(2022年)、主な受賞歴に「SDレビュー2022」入選(新横浜食料品センター)、「グッドデザイン賞2019」ベスト100(欅の音terrace)など。主著に『小商い建築、まちを動かす!』(2022年、ユウブックス)など。
・南島興
横浜美術館学芸員。1994 年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(西洋美術史)。全国の常設展・コレクション展をレビューするプロジェクト「これぽーと」主宰。旅行誌を擬態する批評誌「LOCUST」編集部。神保町のオルタナティブ・スクールPARAでの連続レクチャー「美術史の門前」担当。『アートコレクターズ』展評連載のほか美術メディアへの寄稿多数。