嘘つきは五人いる

嘘つきは五人いる

早速今日発売の週刊文春を購入した。私は紙媒体が好きなので電子版ではない。
露木泰浩警視庁長官の会見にて「適正に捜査、調査が行われた結果、証拠上、事件性がないと警視庁が明らかにしている」。

元警察庁長官で、もう一人の副官房長官である栗生俊一が「どうにかしてやれ」と露木泰浩警視庁長官に火消しを命じ部下である重松弘教刑事部長に火消しを命じる。
重松弘教刑事部長の呼びかけにより集まった二人、刑事部の井ノ口徹参事官、国府田剛捜査一課長の三人で密室での自殺認定へのファンタジーストーリーをでっち上げたとされている。

完結に表すと 栗生副官房長官→露木警視庁長官→重松刑事部長→(井ノ口参事官、国府田捜査一課長)と言う圧力が掛かって行き捜査を終了させたと文春は言っている。なぜこの様な密室での話が漏れ伝わるのだろう。嘘をついているのは、この5人であろうが漏れ伝わるのは裏切り者がいるからなのか?この中に裏切り者がいるとするならバレて不味いのは全員であるので5人の中から漏れるのは不自然である。やはり壁に耳あり障子にメアリーなのでしょうか?
ここには書いていないが木原氏がもう一人の副官房長官である栗生俊一に口添えしての流れであろうと推測できる。あくまで推測である。
この事件で文春が報道する全てが「どの様に調べたのか」と疑問に感じる内容ばかりである。映画の様にスパイグッズを使っているのか?はたまたオカルト的な手法で情報を入手したのか?凄いとしか言いようのない情報である。これらを見ている内に思い出したのは森友問題で自殺に追い込まれた財務官僚である。私の認識では馬鹿な上司の証人喚問での誤った答弁のお陰で公文書を書き換えさせられ追い詰められた挙句の自殺だと考えています。もしそうなら今回の文春砲で追い詰められるのは重松、井ノ口、国府田の3名であろうが一番の候補は重松ではないか。同じ目に合わせてはいけないと私は心配である。警察組織は正義の名の下に職務を遂行するものである。だが忖度などで正義が歪められたのであれば、この5人の行いは万死に値する行為である。誰一人抵抗し跳ね除ける者がいなかった事を心から残念に思う。

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