【出演】佐藤倫子(弁護士)
【ゲスト】角田由紀子(弁護士)
弁護士さとうみちこが、選択的夫婦別姓、同性婚、ジェンダー平等など、ゲストとおしゃべりする「スナックみちこ」開店します。食べて、飲んで、笑って、ちょっと考える、素敵な宵をお楽しみください。
Vol.2では、弁護士として50年にわたって女性の権利に関する事件を手がけてきたレジェンド、角田由紀子さんをお迎えし、角田さんのライフヒストリーと日本の《法とジェンダー》の歴史を存分にうかがいます!
佐藤倫子(さとう みちこ)@sato__michiko
1975年生まれ。弁護士。日弁連男女共同参画推進本部事務局次長、両性の平等に関する委員会LGBTの権利に関するプロジェクトチームメンバー、2024年度日弁連理事。医学部入試における女性差別対策弁護団、結婚の自由をすべての人に訴訟(いわゆる同性婚訴訟)関西弁護団に参加。公益社団法人Marriage For All Japan-結婚の自由をすべての人に-のスタッフでもある。著書に岩波ジュニア新書「司法の現場で働きたい!弁護士・裁判官・検察官」がある。
角田由紀子(つのだ ゆきこ)
1942年北九州市生まれ。1967年東京大学文学部卒業。1975年に弁護士登録。以後、東京弁護士会および日本弁護士連合会の女性の権利に関する委員会(現在は両性の平等に関する委員会)の委員を務め、1983年以降は女性の権利に関わる事件を多く手がけている。1986年より民間のボランティア組織である東京強姦救援センターの法律アドヴァイザーも務めている。福岡事件、秋田事件、東北大学事件、東北生活文化大学事件などでのセクシュアル・ハラスメント事件を担当した。1992年、8人の女性によるドメスティック・バイオレンス調査研究会を設立し、日本で始めての実態調査を行った。2001年4月より2020年5月まで、NPO法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」の代表理事。2004年4月より2013年3月まで、明治大学法科大学院教授。2016年12月より安保法制違憲訴訟(東京)共同代表及び安保違憲訴訟・女の会 原告代理人を務めている。2018年8月より「医学部入試における女性差別対策弁護団」共同代表。第二東京弁護士会所属。
主な著書に「性と法律」岩波新書(2013年)、「性差別と暴力」有斐閣(2001年)、「性の法律学」有斐閣(1991年)、共編著書に「脱セクシュアル・ハラスメント宣言」かもがわ出版(2020年)など。